まず、防犯と一口に言っても何に対して防犯をするのかでできる対策は変わってくると思います。
ここでは大きく2つ
車そのものを盗む「盗難」
車内にある物やナビなどを盗む「車上荒らし」
についての対策を考えたいと思います。
盗難対策
高級車や人気車種、海外での中古車市場が高い車は盗難の被害に遭うことが多いです。
最近では窃盗犯の手口も巧妙になっており、最新の電子セキュリティーに高い費用をかけてもイタチごっこなのは皆さんご存知だと思います。
最近ではCANインベーダーという手口が主流になっており、リレーアタック対策は無意味になりつつあります。
ここで私がもし、窃盗犯だとしたらこう考えます。
「どんな電子セキュリティーが仕組まれていようとCANインベーダーまたはリレーアタックを試すこと自体は時間もかからない。試して解錠、エンジン始動できればそのまま乗り逃げすればいい。ダメなら立ち去ればいい。」
どうですか?
窃盗犯は遠隔操作でセキュリティーの有無を試すことができるのです。
・セキュリティーが仕組まれていても解錠、エンジン始動できれば乗り逃げする。
・解錠できてもエンジン始動できなければやめる。
ここまでのプロセスを試すのに5分程度らしいです。
電子セキュリティーが無駄とは思いませんが、気休めにしかならないのが現実です。
そこで私がおすすめするのが物理セキュリティー。
ハンドルロックやタイヤロックのことですね。
仮にセキュリティーを突破してエンジン始動ができたとしても物理的なセキュリティーを破壊するのには時間がかかります。
私が窃盗犯なら時間がかかるのが一番嫌です。
目で見てわかる物理セキュリティーをされている車はそれだけでターゲットから除外される可能性が高くなるのは当然ですよね。
正直、物理セキュリティーは車のオーナーも毎回めんどくさいです。
ですが、それ以上に窃盗犯からすればめんどうな存在なのです。
車上荒らし対策
車上荒らしは主に車内の物やカーナビなどを盗むことを言います。
こちらは当然ですが、上記のハンドルロック等の物理セキュリティーは全く意味はありません。
振動や衝撃、不正解錠を検知し、アラーム音を出せるものが一番効果的だと私は思います。
そもそも車上荒らしの犯人というのは、CANインベーダーやリレーアタックという手段を持っていないことが多いです。
私がこれらを持ち合わせる犯人ならば、車ごと持ち去ろうと考えます。
持ち去った後ならどうとでもなりますからね。
上記のことから車上荒らし対策は電子セキュリティーが有効と私は考えます。
最近特に有名で人気だなと感じるところは、AUTHOR ALARMの「IGLA」ですね。
詳しくは公式ページをご覧になってくださいね。
【番外編】お手軽盗難対策
ここで意外な物を紹介します!
Appleから出ているAirTagをご存知ですか?
普段からどこいった??とよくなる物に付けておくとiPhonでAirTagの位置を探せるという物です!
これを車の中に仕込んでおけば万が一盗難されても車の位置情報がiPhonで確認することができます!
盗難被害に遭って警察に被害届を提出する際に車の位置情報がわかれば取り返せる可能性が格段に上がりますよね!
しかも値段も手頃で3,800円!電池は約1年持つとされています。
車の中に隠しておけば窃盗犯も自分達の居場所がバレてるとは思わないでしょう!
まとめ
・盗難対策はハンドルロック、タイヤロックなどの物理セキュリティー
・車上荒らしには電子セキュリティー
もちろん両方を併用するのがベストですが、最悪の事態を考えてまずは「盗難対策」を第一にするのをおすすめします。
大切な愛車を盗まれないためにも多少の手間はかかっても必ず物理セキュリティーをするようにしてくださいね!!