ランドクルーザープラド150後期ディーゼルエンジン7人乗りモデルを納車して2週間で1,000km走行しました!
ランドクルーザー300やJeepのラングラー、ディフェンダー、もちろんプラドを購入検討されている方が気になるであろうカタログや試乗ではわからないところを実際に乗って感じたレビューをお話ししていきます!
プラド150後期ディーゼル7人乗りモデルについてレビューしていきます!
実際のオーナーのリアルな声が一番の参考になりますよね!
私も納車して初めて分かったことがたくさんありました!
カタログ燃費11.2km/Lについて
最近のハイブリットミニバンは夏であれば、たいして気にして運転していなくても20km/Lぐらいほんとに走ります!実際に我が家のステップワゴンも夏は平均しても19km/Lぐらいです!
それに比べて、いくら軽油とはいえ11.2km/Lは燃費悪すぎ!!と思うのは仕方ないことですね。
しかし、ひと昔(10年ぐらい)前ではファミリーカーのワゴンでもハイオクで5km/Lなんて普通にありましたから、それを思えば約2.5トンの車重のある4駆が11.2km/Lなんて信じられないぐらいの向上率です!
まぁ実際には、停止からの発進時や加速をかなり燃費を意識した運転をしてなんとか平均燃費11.5km/Lと表示が出ています!
プラドのガソリンタンク容量は87Lなので満タンでおよそ1,000km走行できる計算ですね。
・プラド(ディーゼル)の場合、軽油140円×87L=12,180円で1,000km走行
・プラド(ガソリン)の場合、レギュラー170円×87L=14,790円で722km走行
・燃費20km/Lの車の場合 レギュラー165円×50L=8,250円で1,000km走行
プラドのガソリンモデルで1,000km走行しようと思うと115Lのガソリンが必要になり、19,950円となります。ディーゼルとの差額にして7,770円も多く燃料代がかかることになり、改めて計算すると差額の多さにびっくりした方多いのではないでしょうか。
プラド(ディーゼル)とハイブリットミニバンを比較すると約4,000円の差がありますね。
これをどう捉えるかは個人差がありますのでなんとも言えませんが、個人的にはむしろこれぐらいの差額で維持できるなら許容範囲内かなといったところです。
私はディーゼルモデルの燃費はそこまで悪くないと思う。
満タンで約1,000km走行できるのも安心だね!
大きな車体は普段の運転にどう影響するか
住宅街や街中では狭い道路って意外と多いです。
サイドミラーを除く全幅が1,885mmある大きなプラドにとって、狭い道路は正直気を使います。
普段の通勤ルートや行動範囲に狭い道路がある場合は事前にイメージをしておいた方がいいでしょう。
アルファードやエルグランドといった一般的に大きいとされている車種よりもプラドの方が全幅は大きいです!
上ではデメリットを挙げましたが、メリットももちろんあります!
大きな車体の安定感と視線の高さのおかげで、高速道路や長距離運転をする際の運転による疲れの具合が全然違います!連続3時間200km程度の運転をしましたが、今までは比べ物にならないぐらい疲労感がなかったです!
柔らかい足回りのおかげで突き上げるような揺れや振動を感じにくいのも疲労との関係があるのではないでしょうか。
加速や上り坂での走り
馬力もトルクも十分なディーゼルプラド。ですが、早いかと言われれば遅いです。
燃費を気にせず運転すればグングン前へ進む力強さはありますが、それはあくまでも燃費を気にしなければの話です…
それでも高速の合流や上り坂でのパワーは必要十分!!
普段はゆったり、必要な時には十分なパワー!
これがプラドの乗り方ではないでしょうか。
高速走行するような車ではないのはみなさん分かっていますよね!
ここで私が感じたことをお話しすると、視線の高さからくる視界の広さが影響して同じスピードでもセダンやミニバンとは流れていく景色のスピードが全然違います!
体感的にはプラドを運転しているとマイナス20km/hぐらいゆっくり走っている感覚になります!
走り出しこそ遅いですが、走り出したら意外とスピードが出ている。そんな感覚になるのがプラドです!
ゆったり余裕のある走りを楽しむ、悪路や急勾配の上り坂では余裕のパワー、そんな走りを楽しむ車だと私は思います。
荷物は全然乗らない
大きな車体からは想像できないほど荷物は乗りません…
プラドを購入してキャンプなどのアウトドアを楽しむぞ!と思っていてもほんとに荷物が乗りません。
ステップワゴンのようなミニバンであれば余裕で積めた荷物もプラドになると実際半分程度しか積めませんね。この積載量の少なさについては覚悟しておいた方がいいでしょう。
アウトドアはほとんどせず、街乗り、人が乗るのがメインという方には必要十分な広さがあると思います。
人だけの乗車であればかなりゆったり乗ることができるでしょう。
ですが、プラドのような車には屋根にボックスやラックを乗せたり、ヒッチメンバーにカゴをつけたりなどカスタムして積載量を増やしているのをよく見かけませんか?
こういったスタイルもまた、アウトドア感が増すプラドのかっこよさでもあり、他の車種とは違った自分好みに仕上げることができるのも魅力の一つだと私は思っています!
車内の積載量についてネガティブに捉えるか、カスタムをすることで自分好みの仕様に仕上げていくかはプラドに乗る人それぞれのライフスタイルによるかもしれませんね!
私は購入後も自分のライフスタイルに合わせてカスタムしてくことも楽しみの一つだと思っていますし、それができるのがプラドだと思っています!
ディーゼルエンジンに乗るなら知っておくべきこと
AdBlue(アドブルー)
難しい話は抜きにして、ディーゼルエンジンが排出する有害な排ガスに尿素(AdBlue)を吹きかけて窒素と水に分解して排出するのがAdBlueです。
AdBlueは走り方にもよりますが、約1,000km/1L消費すると言われており、プラドの場合、容量12Lのタンクが搭載されているので、およそ10,000kmに一度の補充が必要だと認識しておきましょう。
AdBlueが無くなるとエンジンが掛からなくなります。
AdBlueは高価な物ではなく、大体10Lで2,500円前後で販売されていることが多いのでそこまで負担に感じることはないでしょう。
amazonや楽天で購入することができるので、自分で補充すれば工賃も節約できますよ!
ボンネットを開けて補充するだけ。青いキャップが目印です。
DPF再生
DPF(Diesel particulate filter)排気ガスに含まれる微粒子を捕集するフィルターのことです。
このフィルターに溜まった微粒子を燃焼処理することをDPF再生と言います。
プラドの場合、およそ200km走行で自動で再生処理が始まります。
メーター中央のインフォメーショに「DPF再生中」と表示されます。
この表示が出たら、完了するまではなるべくエンジンを停止せず待ちましょう。
このフィルターに溜まった微粒子などの汚れが冷えて固まると目詰まりの原因になり、最悪の場合エンジントラブルに繋がります。
まとめ
アウトドアが趣味の方には間違いなくおすすめなプラド!雪山や泥、海辺などで他の車がスタックしてしまうような道でも難なく走行できるポテンシャルを備えたプラドはかなり心強い相棒になること間違い無し!!見た目の迫力や視線の高さからくる運転のしやすさは一度乗れば間違いなくプラドが第一候補になるはずです!
積載量に関しては物足りなさを感じるかもしれませんが、カスタムの幅は他の車種よりもたくさんの選択肢があり、自分好みに仕上げていくことが楽しみな車でもあります。
ゆったりのんびり走って、乗り手のライフスタイルに合わせて自分仕様の一台に仕上げていく。
不便に感じる部分もありますが、そこを相殺してくれるほど、所有欲を満たし、運転がラクで楽しい!
プラドとはそんな車だと私は感じています。
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