以前の記事で紹介したVOODOORIDEの【シルク】に続いて今回紹介するのは同じくVOODOORIDEの【ナノテクノロジー・シーラント】
シルクはイオンデポジットや水アカを落とし、シーラントは洗車の際の磨きキズを隠し超疎水コーティングを施工できる商品となっている。
シーラント施工後の202ブラックプラド
撮影した日が曇りだったため雲が多く写ってしまい分かりづらいかもしれないが、艶感と色に深みが出ているのがお分かりいただけるんではないだろうか。
愛車がブラックカラーの洗車好きの方なら分かるだろうこの「ヌルツヤ」
まるで水をまとっているかのような仕上がりに間違いなく満足できると思う!
手触りも驚くほどツルツルになる。
施工方法はスプレーして拭くだけ
施工方法はとても簡単!スプレーして拭き上げるだけでこの仕上がりを誰でも得ることができる。
ただ実際に筆者が使用して感じた注意点をいくつか紹介しようと思う。
最高な仕上がりのためにぜひ気をつけてもらいたいポイントでもあるのでしっかり読んでからあなたの愛車に施工してほしい。
シーラント施工時の注意点
①必ず洗車を行なってしっかり水分を拭き上げてから行うこと
洗車をしていないボディは当然のことながら砂埃などが付着している。この状態でシーラントをスプレーし拭き上げたらどうなるだろうか。
いくらシーラントが優秀だからといっても砂埃などを引きずって拭き上げたら傷がついてしまうのは当然だろう。
そしてシーラント施工時はしっかり水分を拭き上げてから行なってほしい。なぜなら水分が残っているとムラになりやすいからだ。
②朝夕の日差しが出ていない時間帯に行うこと
屋外で洗車、シーラントを施工する場合は必ず日差しが出ていない朝夕の時間帯に行おう。
洗車時の水じみイオンデポジット、シーラント施工によるムラの原因は急激な乾燥によって引き起こされる。日差しが強い時間帯はボディーも高温になっているため思っている以上に早く乾燥してしまう。
このような状態の施工はおすすめできない。
必ず日差しが出ていない時間帯でなおかつボディーが冷えていることを確認してから行なってほしい。
それと筆者の場合、ルーフ部分(屋根)は冬場にしかシルクやシーラントの施工は行わない。
なぜならルーフは面積が大きく、冬以外の時期はただでさえ時間との戦いの中で中途半端な施工になってしまい結果的に拭き残しやムラを作ってしまったことが何度もあるからだ。
ガレージなどの屋内で作業することができる方以外はルーフは大人しく戦車だけにしておくのが賢明と言えるだろう。
③シルク施工後にシーラントを施工するのがベスト
これは絶対とは言はないが、できることなら先にシルクを施工しよう。
イオンデポジットや水アカを落としてからシーラントを施工する方が圧倒的にシーラントの効果や仕上がりに差ができる。
シルク、シーラントはもちろん単体でも問題ないが、下地処理(シルク)コーティング(シーラント)を同時に行うのがベストと言えるだろう。
シルクについてはこちらの記事でも紹介しているので興味のある方はぜひ見てほしい。
洗車では落ちない諦めていたイオンデポジットを簡単に落とすことができてコーティング施工車にも問題なく使用できる優れものだ。
④ボディーに直接スプレーはおすすめしない
これは筆者が実際に施工する際に感じたことだが、気づかないうちに周りに細かく飛んでいたり、量が多すぎたりするためスプレータイプは施行しづらい。
筆者の場合はマイクロファイバークロスにスプレーしそれを施工面に塗り広げて乾拭きで拭き上げるという方法で施工している。メーカー推奨の施工方法ではないがこの方法が一番ムラや拭き残しがなく施工自体が簡単だと言えるだろう。
それにこのシーラントはとても伸びが良いため直接スプレーすると大体の方は量が多すぎて拭き上げで大変な思いをするか、ムラを作ってしまうのではないかと思う。
⑤拭き上げは優しく
昔のワックスというとゴシゴシ拭き上げるのをイメージする方が多いかもしれない。だが最近のこの手の商品は拭き上げはほとんどクロスで撫でるだけのようなイメージだ。
ゴシゴシしてしまうとかえってキズの原因になるので注意しよう。
乾いたクロスで軽く複数回撫でてやるようなイメージでいいだろう。塗りすぎでなければこれで十分拭き上げることができるはずだ。
まとめ
今回紹介したVOODOORIDEの【ナノテクノロジー・シーラント】は新車並みかそれ以上の色の深みや艶、そして超疎水皮膜を形成するコーティング剤だ。一度施工すると次回からの洗車時の拭き上げもかなり楽になるほどの疎水効果は実感できるだろう。
ブラックカラーの愛車のオーナーを悩ますであろうイオンデポジットや水アカ、洗車キズ。
ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。VOODOORIDEのシルク、シーラントは間違いなく満足できる仕上がりになるだろう。