Googleはパーマリンクについてこう明言しています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
可能な場合は、長い ID ではなく意味のある単語を URL に使用します。
このように明言されていることから、パーマリンク設定は投稿名にしてある前提でお話しします。
URLはシンプルにhttps://ドメイン/投稿名のように設定されます。
そもそもパーマリンクとは
パーマリンクとは記事ごとに設定されているURLのことで、記事の場所を示す住所のようなものです。
パーマリンクは変更してはいけない
記事のリライト(修正、加筆)しますよね。タイトルも変更することもあると思います。
このタイトルを変更した際に、注意してほしいのがタイトルを変更してもパーマリンクは変更したらダメなんです!!なぜパーマリンクを変更してしまうかというと、”パーマリンクを投稿名にしていることから最初に設定されたパーマリンクと変更後のタイトルが違っているから”が一番の原因と思います。最初に設定されたパーマリンクはタイトルを変更しても反映されません。
もしパーマリンクを変更してしまった場合、その記事はGoogleから見て新規の記事となります。当然インデックスもされていませんし、もしブックマークや他のサイトからリンクされている場合、パーマリンクが変更されたことで表示されなくなってしまいます。(リンクエラー)それに加えて上位表示されていた記事だったらと考えると…
パーマリンクは安易に変更するべきではないのは分かっていただけたでしょうか。
パーマリンク設定はサイト立ち上げ後にまず設定する
上記のことからパーマリンク設定はサイト立ち上げ時にまず行うべき設定の一つです。記事が増えてから行うと今までの記事のSEO評価もリセットされてしまい、非常にもったいないですよね。
パーマリンクを変更してしまったら
もし、「パーマリンク設定を変更してしまった」「数記事あるけどどうしてもパーマリンク設定を変更したい」そんなときはリダイレクトをしましょう!リダイレクトをすれば変更前のURLでのリンクなども変更後のURLへリンクするようにしてくれます。
リダイレクトするにはプラグイン(Redirection)を使う方法と.htaccessを編集する方法があります。
Googleは.htaccessファイルを編集する方法を推奨していますが、正直、知識があまりない人にはおすすめできません。少しでも間違えると最悪の場合、「ブログが全て表示されない」「ページ自体にアクセスできない」なんて状況になりかねません!
大人しくプラグインの力を借りるか、しっかり調べてから.htaccessファイルを編集しましょう。
必ずバックアップを取ってから行うのを忘れずに!
プラグインの使い方はこちらの記事が分かりやすく説明されているので、参考にしてください。
パーマリンクは記事公開前に設定する
パーマリンク設定を「投稿名」にしてあると、日本語タイトルの場合そのまま日本語で反映されてしまい、そのままエンコードされた結果
https://ドメイン/%e3%83%a%a4%95%e3%9c%80%91%31%
みたいなよくわからない文字列になってしまいます。せっかくシンプルなURLにするために設定を投稿名にしてもこれでは意味がないですよね。そうならないためにも投稿前にURLスラッグを変更します。
一度下書き保存をすると選択できるようになります。このURLスラッグには元々記事のタイトルがそのまま表示されていたと思います。ここを英語表記(英数字)に変更することでhttps://ドメイン/スラッグという表示に変えることができます。アンダーバー(_)よりハイフン(-)が推奨されています。
これでシンプルでわかりやすいURLに設定できましたね!
そしてこのURLスラッグを記事の大まかな内容にしておけばタイトルを変更しても問題ありませんよね。
例えばこの記事のタイトルは【パーマリンクは変更したらダメ?!パーマリンクの重要性】に対してURLスラッグは【permalink-setting】としています。いくらリライトしてもタイトルを変えても、パーマリンクの設定についての記事であるという趣旨は変わりませんよね。このように設定しておけば、後からパーマリンクを変更する必要はないでしょう。
まとめ
・GoogleはURLについてシンプルで意味のある単語を推奨している。
・サイト立ち上げ時、もしくは初期の段階でパーマリンク設定は投稿名に変更しよう。
・パーマリンクを変更した場合はリダイレクトをしよう。
・投稿前にURLスラッグを確認、設定しよう。
普段は気にしていない人も多いパーマリンクですが、いかがでしたか?
ぜひ参考にしてくださいね!