WordPressでブログサイトを作るときはHTMLのでコーディングしたサイトをPHPを使ってWordPress化しますよね!
そこでまず最初の鬼門はWordPressで書いた記事を出力(表示)する方法だと思います。
記事を出力するにはループという処理を記述することで書いた記事が出力できますが、これがなかなか理解できない…
というよりコードを調べてコピペでもいいんだけど、書いてあることが全く意味がわからない。わからなければカスタマイズすることもできませんよね。
そんなあなたのためにループの記述について詳しく解説していきます。
記事を出力するのがループ処理
そもそもループとは、記事があれば記事がある分だけ繰り返し処理をするというコードです。
<?php (have_posts()) : 
the_post(); ?>
//処理の内容(表示したい内容)
<?php endwhile; ?>実際にこのサイトのトップページの記事一覧はこのループ処理の中に表示させたい内容を記述し、CSSでデザインをしています。
まずはこのループの型を一覧表示させたいところに記述しましょう。
ループの中身
このサイトのトップページを例にすると、記事のカテゴリー、アイキャッチ画像、タイトル、投稿日、更新日、抜粋を表示しています。
カテゴリーを取得・出力する
<?php
   $category = get_the_category(); //WordPress独自テンプレートタグ カテゴリーを取得
   if ($category[0]) {
   echo '<div class="###-item-tag">' . $category[0]->cat_name .'</div>';
   //カテゴリーが複数ある場合はカテゴリーの0番目を取得し、表示する(0番目は1番目ということ)
   }                                         
?>カテゴリーは基本記事に対して1つだと思いますが、もし複数ある場合は1つ目のカテゴリーを取得し表示するという意味です。複数カテゴリーを付けるのであれば「タグ」をつけた方がいいかもしれませんね!
アイキャッチ画像の出力する
<?php
if (has_post_thumbnail()){
//もしアイキャッチ画像が設定されていれば
    the_post_thumbnail('large');
//大サイズで表示する
}else{
//設定されていなければ
    echo '<img src="' .esc_url(get_template_directory_uri()) . '/画像フォルダ/画像ファイル名.拡張子" alt="">'; 
//この画像を表示する(noimageなどの画像を用意しておく)
}
?>タイトルを出力する
<?php the_title(); ?> //WordPress独自テンプレートタグ投稿日、更新日を出力する
<time class="###" datetime="<?php the_time('c'); ?>">
//タイムゾーンの設定
公開日<?php the_time("Y/m/d"); ?></time>
//年/月/日の形で表示<?php the_time(‘c’);  ?> でタイムゾーンを設定しています。
日本の場合、協定標準時より9時間早いのでプラス9時間しなければいけません。
そこで便利なのがパラメータ。(‘c’)とすれば自動でプラス9時間で取得してくれます。
<?php the_time(“Y/m/d”); ?> は取得した日付の表示方法で、20##/#/##のように表示されます。/を-に変えればそのように変更されます。
抜粋の表示
<?php the_excerpt(); ?> //WordPress独自のテンプレートタグ抜粋とは記事の一部を表示するということです。
記事の冒頭部分の一部を表示するということですね。
このサイトの一覧記事のコード
上記のコードを組み合わせることで記事のリンクを作っていきます。
実際にこのページのコードを紹介しますね。
<?php while (have_posts()) :
    the_post(); ?>
<ul class="###-item-list">
 <div class="###">
   <li>
     <a class="###-item" href="<?php the_permalink(); ?>">
       <div class="###-item-img">
       <?php
       if (has_post_thumbnail()) {
          the_post_thumbnail('large');
        } else {
       echo '<img src="' . esc_url(get_template_directory_uri()) . '/###/###.png" alt="">';
         }
       ?>
 </div>
<div class="###-item-body">
  <div class="###-item-meta">
  <?php
    $category = get_the_category();
   if ($category[0]) {
   echo '<div class="###-item-tag">' . $category[0]->cat_name . '</div>';
   }
   ?>
<time class="###-item-published" datetime="<?php the_time('c'); ?>">公開日<?php the_time("Y/m/d"); ?></time>
<time class="###-updated" datetime="<?php the_modified_time('c'); ?>">最終更新日<?php  the_modified_time('Y/m/d'); ?></time>
</div>
<h2 class="###-item-title"><?php the_title(); ?></h2>
<div class="###-item-excerpt">
  <p><?php the_excerpt(); ?></p>
</div>
</div>
</a>
</li>
</div>
</ul>
<?php endwhile; ?>
あとはそれぞれのクラスにCSSでデザインを当てていけば完了です。
まとめ
Googleなどで実装したいコードを調べて見つけたとしてもコードの理解ができないことってよくありますよね。上から順に読んでいくよりも、細かく分解してそれぞれの意味を調べて組み合わせていくという考え方の方が比較的理解しやすいと私は思います。
実際に書くときは「まずループの型を書く」→「実装したい中身をそれぞれ単体で書いてループの中で組み合わせていく」のような方法の方が書きやすく理解もしやすいと思います。
紹介しているコードはあくまでもこのサイトで実装した方法であり、これが正解!なんて言うつもりはありません。ぜひ参考に書いてみてください!
その他、上記を応用したカテゴリー別一覧ページを作る方法も別記事で紹介しています。
 
                             
                                                 
                                                 
                                                 
                                                 
                                                 
                                                 
                                                